サーキットの娘たちへ-6-男性のみなさんへ


さて、このブログを読んでいる方は、モータースポーツ関係の方が殆どでしょうから、統計通りにいけば男性が多いかと思います。だとしたら、今までに書いてあったことを読んでなんだか息苦しい、嫌な気持ちになったことでしょう。

自分のことを言われているわけではないのに憤ったり、悲しくなったり、もう女性と関わるのはやめようと思ったかもしれません。
でも安心してください。

ここで例に出てきたようなタイプは、なぜかこの話題に対してスルーします。
だからこのブログを読んで少し思うところがある男性たちはまず問題ないと言えると思います。
媚びているわけでも、バランスを取っているわけでもないですよ。
なぜかほんとにそうなんです。
例に出てきた、説教するのが好きなタイプ(マンスプレイニングタイプ)の男性は、けしからんと言って私にメールを送って寄越すかもしれませんが……。

残念なことに、いくらここでなんやかんや書いたとしても、彼らを止めることはまずできません。
だからこそ、少ない女性たちに向けて書きました。自衛してほしいからです。

気分を害されたかたはごめんなさいね。

それでも自分の関わり方がどうか気になる!という方向けに下にまとめておきますね。

■女性だからということで勝手に理想化してないか?相手にも男性と同じように考える頭があり感情があるということを忘れていないか?性別が違うだけで自分や男友達とは違う生き物だと思い込まないように。
■友達になるには年齢は関係ないと思っていませんか?それは誰の口から出た言葉ですか?相手は本当にあなたにそう言っていましたか?
■ファンを自称するならプライベートに踏み込まない。走りや取り組みに口を出さない。
■少額であってもスポンサーになるならば、ライダーのレースに期待すること。自分への態度に期待をしない。
■むやみに走り以外の写真を撮らない。話しかける目的で写真を撮っていないかよく考えて
■チーム関係者ではないのにピットに入らないこと。ピット前やトランポ前待機は普通に練習レースの邪魔です。
■サーキットにいる女性=撮影OKではありません
ライダーはじめ、その親、姉妹、チーム関係者、さらにはサーキットの職員などを勝手に撮影しない。
■本当に応援しているなら個人的な接触や認知を求めすぎないようにしましょう。
モータースポーツはメンタルスポーツでもあります。不安が命に関わるミスを呼び起こすこともあるので、節度ある距離を保ってください。特にレース前は自分の目的のためにライダーに時間を割かせないことを守ってください。

どうでしょう?普通の人には普通のことなのでなんの問題もないかと思います。
もし、サーキットで女性に変な関わり方をしているような人を見かけたら、すぐにサーキット職員に伝えてくださいね。





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