お葬式

今日は父方の祖母の葬儀でした。103歳ということで大往生。
親族一同、涙はあったものの終始和やかに思い出を話しながらのお葬式となりました。


私の父は6人兄弟の長男で、平成13年に亡くなっているのでもう18年にもなるんですが、このとき祖母に「淳さん(私の父)のサーキットをよろしくね、よろしくね」と泣かれてしまい、まぁもういやいやながらも継ぐことになっていた私は最後の扉もそっと閉められたような気分になったものでした。
あのときつないだ手はしわしわで小ちゃかったけど、やたら力が強くてなんだか自分から離せなかったな。

私の父と母は私が生まれてまもなく離婚しており、その後もお互い行き来はあったから悪い関係にもならなかったものの、その親戚たちとはそれほど密な付き合いがあったわけではなかったから、父が亡くなるときに初めて会った従兄弟などもおり、集まりに呼ばれるわけもなく、かといって意地悪されるわけもなく、顔を見れば血がつながっていそうな見た目でなんだか不思議な感じです。
親戚のつきあいというのは、全くの他人よりもなんだかくすぐったいものですね。
知ってることは他人より少ないけど、昨日会った人みたいに話さなきゃならないんだもの。


そんなわけで孫は孫だけど、遠慮してお花も孫一同に混ざらず個人で出しました。
ちょっと距離がね。



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ところで、私の父方の祖父も35年ほど前に亡くなっているのですが、名前を茂と言います。
姓は松崎、名は茂。ほんとです。



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